身体の感受性と鍼灸。

身体にはそれぞれ感受性が存在する。


学校の美術の時間に、同じ物体を描いたとしても、表現の上手下手は置いておいて、

それぞれにその物体の感じ方があるようなものだ。


その感受性が高ければ高いほど、身体に何が起こっているか理解できる。

比較的体調が崩れやすい、という方は、その感受性の高さゆえ、

さまざまな細かな刺激を人一倍感じ取り、体調を変化させているのではないか。


鍼灸は身体の発する何かを感じ、それを整えていく治療法だ。

身体における感受性の高い人の方が、鍼灸で身体がどう変わったのか、

という効果を感じられる場合が多い。